あなたの専門はなんですか?スポーツ経営学です!

日々の学び、疑問をつれづれなるままにつづります。

20_僕は一体何を研究しているのか

前回記事のコメント〜おくだの意見を添えて〜

以前の記事にコメントをいただきましたので

久々の人気コーナー復活です。

記事はこちら

humanitynaoki.hatenablog.com

 

んま さんー

言ってることはわかる。 最後の大会が終わってもすぽーつしたらてえやん! たしかーに。 がしかし、何か引っかかる、引退がない部活動に。 と、ひっかかりまくってから、考え、一旦忘れ、再び思い出し、再び考え、結論はもやっとふやっと。 老若男女スポーツができる環境は常にどこでもいつでもあってほしいし、あるべき。 でもやっぱり部活動には引退は必要なんじゃないかな〜〜〜 それぞれの人生において、引退という名の区切りはとても重要なことじゃないかなって思うんだよな。 人生のスポーツ活動に引退は不要。 ん、そんな感じだけどよくわからん。

 

おくだの意見ー 

コメントありがとうございます。僕自身は引退「させられる」ことに対して問題意識を持っています。区切りは確かに必要かとは思いますが、その区切りはできるだけ自分自身で設定したものであってほしいと思っています。「人生のスポーツ活動に引退は不要」これについては僕の研究の問題関心にも近いものなので本文の方で触れようかと思います。

 

過去記事を読んでもらえて

コメントまでいただけるのは嬉しいことこの上ないです。

さらに、「よくわからん」という反応は

まさにブロガー冥利に尽きる思いであります。

みなさんが、もっとわからなくなるように

わかりやすい内容の記述を心がけますね(深いこと言ってる風)

 

君は何をされてる方なの?(Mr.シャチホコ、2019)

僕の専門はスポーツ経営学だと

つらつら書き連ねてきましたが

じゃあお前は一体何を研究しとんねんと

多くの方が疑問に思っていたことと思います。

僕もその一人です(現在形)

 

暫定的に今、僕が何を研究しているのかということを

できるだけ簡単に説明していこうと思います。

 

社会科学としてのスポーツ経営学

 一般的に科学は大きく3つに分かれます。

(科学論の詳細な説明は今の僕がやることではないしできない)

・自然科学(自然現象を主な対象とした学問)

・人文科学(人間の精神や文化を主な対象とした学問)

・社会科学(人間集団や社会のあり方を主な対象とした学問)

 

スポーツ経営学は社会科学の一つであるので

基本的には人間集団や社会のあり方を主な対象としています。

 

社会科学の場合

理想と現実のギャップを問題にして

そのギャップを埋めるにはどうすればいいか

ということを研究します。

 

つまり

理想は◯◯◯◯なのに

現実は◯◯◯◯だ(良くない状態)

という問題認識の仕方をします。

 

ただし

「◯◯すればいい!」という風に

問題の解決策を簡単に提示できません。

 

なぜそれが理想なのか

本当に現実はそうなのか

などなど

解決策の提示に至るまでに

明らかにしなければならないことが

山ほどあるからです。

 

とりあえず前置きとして

社会科学の複雑さ、めんどくささを

理解してもらえれば本望です。

 

僕の問題認識

僕の大きな問題認識は

生涯にわたって

人々がスポーツに親しむような社会であることが理想

なのに

そうなっていないことです。

 

この辺の論拠を提示すると

ブログに似つかわしくないほど

長くなる気がするので

興味のある方はいつか投稿する論文を読んでください。笑 

 

とりわけ、このままでは

問題が大きすぎるので

僕が修論で何をしようとしているのかを

簡単に書こうと思います。

 

大学院生はどのようにスポーツライフを形成するのか

中学校から高校

高校から大学というように

ライフステージが変わるにつれて

スポーツから離れる人が増えていくといわれています。 

 

しかしながら

ライフステージが変わっても

何らかの形でスポーツを継続して実践したり

新しくスポーツを始めたりする人がいることも事実です。

 

そこで僕は

大学から大学院というライフステージに移行しても

スポーツを継続的に実践できている人から色々聞き出して

できてない人がどうすればいいか

に関わるヒントを得ようと考えたわけです。

 

というわけで

大学院生のスポーツサークルをつくってみたり

何やかんや色々しております。

 

今後の研究成果に乞うご期待ください。